新しいiPhoneが発売されるたびに落下などの実験を行い、動画を公開しているYouTubeチャンネルEverythingAppleProが、iPhone Xがひっかき傷や折り曲げにどれだけ強いかを実験、動画を公開しました。
iPhone Xはひっかきにどこまで耐えられるか
先日、iPhone Xを凍らせる実験動画を公開したばかりのEverythingAppleProが、今度はひっかきや折り曲げにどれだけ強いかを検証した動画を公開しました。同様の内容の実験動画は、YouTuberのJerryRigEverythingも公開しています。
EverythingAppleProは、30フィートからの落下テストを無事くぐり抜けたiPhone Xに、さらなる試練を課していきます。
まずはひっかきのテストです。JerryRigEverythingと同じように、モース硬度が判定できる硬度測定用スティックを用いて硬さをチェックします。
モース硬度2、3、4のスティックでは、ガラス製ボディ（背面）、ステンレススティールのフレーム、サファイヤガラスのカメラレンズともに、まったく傷はつきませんでした。硬度を5に上げると、背面やレンズは問題ありませんでしたが、フレームには細かい傷がつきました。硬度6で背面に初めて浅い傷がつき、このとき力を入れすぎてカメラレンズが割れてしまいました。フレームには見た目にもわかる傷がつきました。
硬度7になるとフレームには深い傷がつき、背面にも浅い傷がつきました。レンズは割れていない部分には目立つ傷はつきませんでした。
硬度8で背面ガラスにかなり深い傷がつき、サファイアガラスレンズにも浅い傷がつきました。
次に鋭いナイフでひっかき実験を行なったところ、目立たないものの細かい傷がつきました。
最後にボルトやナットの入ったケースに入れてふたをしめ、思い切りふるという動作を繰り返し、傷がつくかどうかを試しました。この実験では目立つ傷はほとんどつきませんでした。
これらの実験から、EverythingAppleProは「iPhone Xはひっかきにはかなり強い」と評価しています。
中央部分はまったく折れ曲がらず
次に行なったのが、両手で持って力を入れる折り曲げ実験です。
両手に力を込めると、小さな音がして、端の部分のフレームと本体の間に小さな割れ目が生じました。さらに力を入れるともう一方の端にも同じ現象が起きました。つまり中央部分はまったく折れ曲がらず、端の部分のみがやや曲がるという結果となりました。
ひっかき実験および折り曲げ実験動画は、こちらからご覧ください。
Source:YouTube(EverythingApplePro)
(lunatic)
